はじめの一歩 トイレのしつけ
犬と生活する上で、一番最初に必要なしつけがトイレのしつけですね。
最も基本的なしつけの一つであるトイレのしつけですが、簡単なようで
最初に手を抜くと、後々まで苦労します。
僕は今まで4匹の犬と暮らしてきましたが、今までの経験を踏まえ
まとめてみました。
迎え入れたその日から
トイレのしつけは、犬を引き取ったその日一番に始めます。
しっかり教えると、早い子なら2~3日、遅くても1~2週間で覚えると思います。
子犬は排泄回数も多く覚えるまで目が離せませんので、子犬を迎え入れる日は3連休~大型連休などの初日が最も適していると思います。
トイレの設置場所
犬は本来綺麗好きで、自分の寝床や遊び場を汚したくない動物です。
また、本能的に外敵から身を守るため寝床に臭いを残さない習性も持っています。
そのため、寝床からなるべく離れた場所で部屋の隅などに設置するのが最適です。
しかし、迎え入れるのは子犬で、大半ケージがワンちゃんの生活空間となるので
しっかりと寝床とトイレを区切ってあげます。
*僕はアメリカンコッカーを飼ってた時は小型ケージ2つを出入り出来る用に連結して
寝床とトイレを区切っていました。
また、犬は臭い以外に足場感覚でトイレを認識し、柔らかい場所をトイレだと勘違いする習性があります。
ケージ内はフローリングやウレタンマットをベースとし、ベッド以外はトイレシートが一番柔らかいスペースにするのも成功の近道です。
飼い主さんなら、玄関マットや布団、取り込んだ洗濯物などに粗相してしまったワンちゃんを叱った経験が一度はあると思います。
排泄のタイミングを知る
寝て起きた後
食後
運動をした後
床などの臭いを嗅いだりうろうろそわそわとしだすのでタイミングはすぐわかると思います。
そろそろ催してきたなと感じたらトイレに誘導します。
今まさにって時には抱えてシートに乗っけたりもしました。
この時「おしっこ」などのワードを決めて声をかけておくと後々就寝前など条件反射で排泄するようになります。
上手く出来たら褒めてあげる
わしゃわしゃ撫でてあげながら少し大げさに言葉に出して
「お利口さんやね~」「おしっこ(うんこ)できたね~」など、ワントーン上げた声で褒めてあげます。
トイレで排泄する=褒められる=良いことと学習するので思いっきり褒めましょう。
早く覚えさせるために上手く出来ればおやつをあげたりする飼い主さんも多くいますがおやつはあげなくても大丈夫、褒められただけで犬も嬉しいものです。
逆におやつ欲しさの排泄や、排泄の真似するだけのずる賢さも持っているのでトイレのしつけに関してはご褒美のおやつはあげない方が良いと思います。
失敗した時 粗相した時
子犬は失敗、粗相を必ずします。
その際は叱りません。
叱ることで、排泄したのが悪いと勘違いして、排泄を我慢し膀胱炎になったりすることもあります。
トイレを失敗した時、粗相した時は、叱らずに片付けます。
そして失敗した場所は綺麗に掃除、しっかりと消臭します。
少しでも臭いが残っていると、犬はその場所をトイレと勘違いするので次もそこで排泄をしてしまいます。
まとめ
トイレしつけは、環境をきちんと整え、成功すればたくさん褒め、失敗しても怒らないがポイントです。
飼い主がしっかりと早い時期からしつけてあげることで、ワンコは必ずトイレで排出出来るようになります。