寝る子は育つ . . . 犬の睡眠の話
犬を飼ってみると
「こいつら、いつ見ても寝とるなぁ . . . 」
「ちょっと寝過ぎ?大丈夫?しんどいの?」
必ず一度は感じた事があると思います。
うちの子達も、とにかく寝ます。これでもかってぐらい寝ます。
起きて…おしっこ…寝て…寝て…食べて…うんち・おしっこ…暴れて…寝て…寝て…
寝て…寝て…寝て…寝て…うんち・おしっこ…寝て…寝て…寝て…寝て…寝て…散歩…
うんち・おしっこ…食べて…暴れて…寝て…寝て…おしっこ…寝て…寝て…寝て…おし
っこ…寝て…寝て…寝て…寝て…寝て…
1日のサイクルがこんな感じ、ほとんど「寝て」の字で埋まります。
寝過ぎを心配して獣医師さんに相談する飼い主さんもいるそうですが
大丈夫、全然問題なしです。
犬の睡眠時間は、子犬や老犬の場合18~19時間、成犬の場合12~15時間が平均と言われてます。
もちろん犬種やサイズ、環境によっての違いはあるようですが、
犬の平均睡眠時間は人間よりもずっと多く、愛犬が1日の大半を寝ていても
犬にとっては必要な睡眠時間のため不安にならなくても大丈夫なんです。
睡眠時間が長い理由は野生の本能から来るもので、狩りなどの為の体力温存の習性が残っているようです。
犬の睡眠時間の約8割はノン・レム睡眠で、少しの物音で、すぐに目を覚ましてしまう浅い眠りです。
これも本来持つ野生の本能から来たもので外敵から身を守るためにいつでも起きれるノン・レム睡眠の割合が高いようです。
残り2割がレム睡眠で眠りの深い睡眠となります。
レム睡眠時の寝姿は、横向きで両脚を伸ばしたり、仰向けでお腹を出している状態の時が多く、寝言を言ったり、夢を見ているのもこのレム睡眠時で完全にリラックスして安心してる状態です。
逆に、うつ伏せで床に顎を乗せている状態などはノン・レム睡眠時で、顎先で振動、耳で音をとらえ、常に周りの状況を気にし警戒している浅い眠りとなります。
犬はストレスを受けやすくデリケートにできていますので、寝床・環境も大変重要なってきます。
静かなお気に入りの場所などに体のサイズにあったベッドやクッションお気に入りのぬいぐるなどを設置しリラックスできる環境を整えてあげましょう。
最近では、室内犬がほとんどを占めるので飼い主と同じベッドで眠る犬も多くいますが
できるだけ人と同じベッドで眠ることは避けましょう。
犬社会では上位の者が高所に眠るため、飼い主と同じベッドで寝ると犬は飼い主と同じ位であると勘違いしてしまい、主従関係を崩してしまうことになります。
そして、何より不衛生です。。
因みに、うちのノアも一緒のベッドで眠っておりますが . . .
まとめ
人が健康で活動的な生活を送るために質の良い睡眠が欠かせないように、犬も質の良い睡眠を取ることが健康維持には必要です。
飼い主が犬の習性を理解し安心してリラックスできる環境を整え、長い睡眠時間をとれるようにしてあげることが良い信頼関係につながることと思います。